月組『DEEP SEA』&振付の話
東京宝塚大劇場にて、『DEEP SEA』のがオープン致しましたね。
今回も2場面を振付致しました。
「渋」シーンと「笑」シーン。渋×笑です。
演出の稲葉先生とは宙組さんの「アナスタシア」から呼んで頂いてまして、その後は雪組さんの「fire fever」花組さん「fasionable empire」です。
showの振付は基本2場面の振付となっていまして、雪組さんは笑×男、花組さんは美×妖そして、今回は渋×笑でした。アナスタシアは物語だったのですが、ブラドとリリーのシーンはコメディータッチのシーンでしたし、「笑」かと。
僕が普段振り付けるジャンルはカッコ良い系のジャズ、ハット.ステッキなどのおしゃれ系シーンとペアダンス、アイドル歌振りが多く、お笑いはその次くらいのオーダーだったのですが、稲葉先生とタッグを組むと4分の4「笑」が入ってきます。笑
そして、僕が宝塚で振付させて貰うようになったきっかけを頂いた、野口先生の時も「笑」をやり、宝塚大劇場で上演中の小池先生演出の「カジノ.ロワイヤル」、他にも齋藤先生、栗田先生、一徳先生の時もお笑いがあります。
あ、、
こうやって書きながら思い返すと「笑」のシーン多かったですね 笑
小さい頃から「ドリフ」で育ち、「カトちゃんケンちゃん」、「めちゃイケ」「水10」などのコント番組を見て育った僕としては、お笑いはなくてはならないものでして、豊かにしてくれたものです。
※ちなみに最近の飛行機移動の時は「吉本新喜劇」を見てます。
「踊」は人に驚きを与えて「笑」は人に笑いを与えると思います。
勿論そこには演出と演者の元、お客様方に届くので僕の力だけではない事は重々承知ですし、何倍にもしてくれる演者の方々に、いつも笑ってしまいますし、振付師としては嬉しい事です。
見にきてくれた方々には演者方の「踊」に惚れて、「笑」に笑い、ハッピーな感じになって貰えたらいいなぁってライトな思想で毎回振付しています。
いつも思いついたネタを相談しているのですが、稲葉先生の「やってみましょう!」の一言で色々とやらせて貰い、今回の「笑」シーンも楽しみながら作らせてもらいました。
宝塚の大劇場では「カジノ.ロワイヤル」東京の大劇場では「DEEP SEA」
どちらも「踊」と「笑」を担当させて貰ってます。
惚れて笑顔になれる時間。
どちらも素敵な作品、そして素敵な演者方。
両チームの完走を願いながらも思い出し笑いをして遠くから応援してます📣✨✨✨
Dive🌊🌙✨✨✨