自伝

#1 あの時の〇〇が今を作った!!

satoshi mitsui

僕は18歳から日本大学芸術学部の演劇学科演技コースで芝居の勉強をしてました。

元は俳優志望でした。

しかし、その俳優をやるにあたり僕の致命傷はコミュニケーションが取れない事でした。

僕は恥ずかしがり屋の目立ちだがり屋さん。

子供の時見た「古畑任三郎」という田村正和さんのドラマを見た事がきっかけで、僕もテレビで芝居をしたい!そして何よりも有名になりたいって思ったのがきっかけでした。

しかし大学に行ってもコミュニケーション下手は改善されるわけでもなく、、、

俳優志望のための学科だったため、自己主張、セルフマネージメントが強い人達が集まってきます。

僕はその中で可もなく不可もなく。

ある日、同級生に言われた事で凄く悔しかったのが、三井の似顔絵書くとこんな感じかなぁって

。。。。

(−_−;)

この時はなにそれwって笑いましたが、心底ショックでした(T . T)

特徴の無いっていう事を言われた感じがしたので 笑

そんなキャンパスライフの中、この大学には1年に1度の大イベント、様々な表現者達が熱量高く色々な出し物をする芸祭(文化祭みたいなもの)がありました。
その表現者達の出し物の中僕がしていた事と言うのは、、、

当時学校内で大人気、キャー!って大歓声の中踊る「バクの会」というダンスサークルの出し物中に学生が熱狂しすぎて舞台に上がらない為の警備係でした。。。

そう、僕の大学1年目は表現する事ではなく、警備員でした。。。

似顔絵+警備員、、、

今でも警備してる時の記憶は鮮明です 笑
これはなんとかしなくてはならない!
でもどうして良いか分からない。
そしてキャーって言われたい!!

僕はバクの会を警備しながら思いました。

警備される側になりたい!!

そうです。
これがダンスを始めたきっかけですw

行動を変えるのは難しいので、思い切って環境を変えてみたのです。

人間は適応能力があるので環境を変えれば行動が変わります。

まだ僕のダンサー人生はなにも記してませんが💦

次回では初めてのダンススタジオにて三井聡に大事件が起きます!

ABOUT ME
ミュージカル、歌劇、フィギュアスケート、映像CMなどの振付師として活動しながら自身もコンサートやショーの演出家でもある。 現役のjazz dancer、ミュージカル俳優である経験を活かし宝塚歌劇団で現役生へのダンス指導や国内各地でワークショップを開催している。
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